9．自己訓練
この章をマスターすることによるメリット
・貴方のイマジネーションはより鋭敏になる
・エンスージアズムが高まる
・強固なパーソナルイニシアティブを発揮する
・自信が増大する
・今までとは違った目で世の中を見るようになる
・悩みが消えてなくなる
・周囲の人をひきつける
・貴方を認めるようになる
・希望と大志がより強くなる
・信念が一段と強化される
自己訓練とは自己支配ともいい、要はあなたの精神を支配すること
このPMAプログラムは人間の自己訓練やセルフコントロールを可能にするはっきりした課題を持つ
自己訓練の問題は成功の要件として必須
もしこのセッションだけで自己訓練が身につくのであれば、他のセッションは省略してもかまわない
過去の歴史から振り返れば汝自身を知ることが最も難しい
自己訓練を身に着けることは、他のノウハウを身につけ、実践することが可能になるということ
自分の精神を完全コントロールすることができれば人は思い通りの人生を生きることができる
しかし大部分の人はそのおすそ分けをもらうことで満足している
自己訓練は思考を調整してコントロールすることから始まる
自分の思考をコントロールすることができなければ、行動もコントロールすることもできない
感情のコントロール
・愛
・セックス
・希望
・信念
・エンスージアズム
・誠実
・欲望
・恐怖
・嫉妬
・憎しみ
・復讐心
・貧欲
・怒り
・迷信
否定的な感情にコントロールされるだけでなく、肯定的な感情もコントロールする術を知る必要がある
貴方が適切に感情をコントロールすることで目標実現の大きな助けになる
人間を駆り立てるにしても、熱意だけではなく、しっかりコントロールされていなければならない
それを可能にするものこそ、自己訓練である
自己訓練とは建設的な習慣を身に着けること
肉体、精神ともに完全なコントロールが可能である
自己訓練は理性の働きを促進するだけでなく感情のバランスを保ってくれるということ
人生において感情を捨てて理性を取らなければならないことも、逆に感情にゆだねることが必要なこともある
人間の理想的な姿は感情と理性が完璧につりあう状態である
すこしでもこの理想に近づこうとするのが自己訓練である
感情は人間の力を最大にするバネ
理性だけが残るとしたら貴方の人生は悲惨
感情をコントロールすることが目的であり、それを無くそうとする訳ではない
否定的な感情から有害なものを取り除き逆境とすることも自己訓練
感情を表す前に必ず理性によってチェックしなければならない
理性なき感情は人間の最大の敵である
感情に従うか、理性に従うかを決めるのは意志である
意思の力を鍛えるのも自己訓練
多くの人が自分で解決できず精神科を尋ねるのも内面の葛藤のせいである
葛藤はノイローゼの原因だが、文明が進歩するにつれて増大してきた
つまり文化が複雑になればなるほど、自己訓練の必要性は高まる
4大テーマ
・食欲と飲酒
・心構え
・時間の活用
・明確な目標
人生の富
・積極的な心構え
・調和のとれた人間関係
・不安や恐れのないこと
・願望や目標達成への希望
・信念を支える人間の器
・開かれた精神
・健康と時間
マハトマガンジーが成功した例
・目標の明確さ
・プラスアルファの努力
・自己利益の無し
・マスターマインドノウハウ
・自己訓練
バナナの行商人が成功した例
・バナナが売れるまでは食べること叶わず
・バナナが売れると別の果物も販売した
・次に小屋で売り出した
・次に土地を借りて店を出した。それでフルーツショップの完成
こうした一連の成功への流れは自己訓練の賜物である
成功をした人を見ると、事業を開始した時に厳しい自己訓練をしていたことがわかる
どのような事業であっても一番難しいのはスタートである
自己訓練と克己心がなければはじめの時期を乗り切ることはできない
他人から貴方の目標に対して馬鹿げている、できる訳がないと言われる
何かを始めようとする時、協力者よりも妨害者の方が多い
そういうことを避けるためには、本当に協力してくれる人だけに打ち明ける
自分の能力を過小評価するくらいなら、過大評価すべきである
行動をする前に諦めてしまえば、何も得ることはできない
大切な事はPMAプログラムを理解してそれを自分にあてはめること
思う存分活用する。そのノウハウは全ての人に通ずること
自分自身を律することが出来る人は他人も律することができる
成功の条件はいかにして自己の精神を鍛えることができるかにかかっている
自動車の運転と自己訓練
すべてのドライバーが自己訓練を行えば、交通事故ははるかに下がる
・前後左右の状況を把握して、スピードを落とすこと
・他のドライバーが間違えても決して怒らないこと
・運転は冒険ではない。不要な危険をおかさないこと
安全運転は人生の自己訓練の縮図ともいえる
他人との関係
積極的な心構えから他人との関係について付き合い方を変えるだけで世界は一変する
協力したい人と関係を結べればそれを維持するのはそれほど難しいことではない
お世辞を言って貴方に近づいた時、貴方の何かを求めているか純粋に貴方に感謝しているかのいずれかである
前者の場合には自己訓練が必要であり、理性で感情を抑えなければならない時である
商売における自己訓練
信頼は厳しい自己訓練と普段の奉仕の賜物
コントロール可能な精神の6つの部分
・自我
・感情の働き
・理性の働き
・クリエイティブビジョンの働き
・良心
・記憶
あなた自身が自我を管理し、コントロールすることで価値を持つことであり逆ではいけない
好ましい自我と強すぎず、弱すぎず
他人に見せびらかすのではなく、自分に自信を持つために高級な服を着た
これが自我の力である
大部分の人は自我を育てることをしない
自我を守るための三つの壁
・一番外側の壁は貴方に用がない人が暇つぶしをするために訪れるのを防ぐ壁
・次の壁はお互いに助け合えることを証明しないと乗り越えられない壁
・第3の壁は誰一人入ることが出来ない壁
人間がコントロールできる第二の精神の領域は感情の働きの部分である
私達の抱える問題は2種類しかない
解決できる問題と解決できない問題
解決できる問題は即座に解決して、解決できない問題は即座に忘れる
忘却とは心の平静を乱すものに対して、心の扉を閉めること
自己訓練によってその扉を閉めることができる
解決できない問題は心に封印する以外ない
扉を閉めることは決然とした態度を示すことになる
不幸な記憶をとっておこうという誘惑に負けてはならない
自己訓練は貴方の心を強化してコントロールすることができるようになる
自己訓練によって精神を意識してまとわりついた否定的な考えを払いのけることができる
理性とは精神の一機能で今までの人生において感情をコントロールする術
理性における決定は最高裁判所である、自我にのみ影響を与える
クリエイティブビジョンの働き
新しいアイディアを生み出すところなので理性による管理と監督が必要
理性による監督が十分であれば、人間にとってこれほど価値がある部分はない
クリエイティブビジョンがあるからこそ、人は進歩しえた。
良心
良心の言葉に従うならそれは価値がある
記憶
潜在意識を通して流れてくる像は意思の力によって人間が呼び寄せたもの
個人が制御することができない4つの思考
・無限の叡智
・潜在意識
・直感（ソフトテレパシー）
・五感
意思の力
人間の意思（自我の力）は圧倒的に大きな力を持っている
貴方に限界があるとすればそれは意思の使い方を誤って自ら後ろ向きの意思を持ってしまうこと
絶対に成し遂げるとの動機によって支えられた意思の力は潜在意識によって人間に知恵をあたえることがわかった
望まないことは扉を閉めて、望むことだけを扉を開くことは意思の力で可能である
チャンスの扉に望む時は、しまっていてもそれで諦めないで欲しい
このPMAプログラムによって意思の力を自分のものとすることができる